卵のはなし
たまごのすばらしいたんぱく源
私たちが生きて行くために必要な栄養素は約44種にものぼります。たまごはビタミンCと食物繊維以外の全ての栄養素を含んでいます。特に体内で作ることができず、どうしても食事からとらなければならない9種類の必須アミノ酸(たんぱく質の原料)をバランス良く含んでいるのがたまごなのです。 たまごは何も加えず、何も引かずに一羽の元気なヒヨコが誕生します。 たまごは完全食品です。
卵黄にはレシチンという需要な脂質が含まれます。
レシチンの働き
- 悪玉コレステロールを洗い流す
- 血液を流れやすくする
- 血液をきれいにする
- 脳の働きを活発にする
- たまった脂肪を取り除く
- 新陳代謝・基礎代謝を活発にする
コレステロールは重要な栄養素
赤ちゃんの粉ミルクには、わざわざ「コレステロール」が加えられているのをご存知でしたか?それは、急成長する赤ちゃんには、良質なコレステロールが必要だからです。もちろん、母乳にもコレステロールが含まれています。コレステロールは細胞の膜を作り、性ホルモンの原料にもなり、脂肪の消化にも欠かせない役割を果たしています。
そして、卵黄にコレステロールが多く含まれているのは、ヒヨコが元気に生まれて育って行くためなのです。命の源であるたまごは、私達人間にとっても、かけがえのない食べ物です。
誤解しないで。卵は体の味方です。
コレステロールを一定に保つしくみ・・・
多くの研究の結果、健康な人なら1日2個~3個の卵を食べてもコレステロールの数値には、関係ないとされています。人が必要とするコレステロールは体内(肝臓)で合成されるものがほとんど(約80%)です。食事からとる量が多ければ、体内で合成を減らしてコレステロールを一定に保つしくみが働きます。食品中のコレステロールの量を気にし過ぎるよりも、バランスのとれた食事・適度な運動などにも、心がけることが大切です。
朝食にたまご。そのわけは?・・・
朝食にたまご料理でたんぱく質をしっかり摂ると、仕事や勉強が始まる、午前9時頃から体温が上がり、頭も体もいきいきとしてきます。たまごで元気に1日をスタートしましょう。
コレステロール・・・
日頃、お電話で「たまご・卵油」に関する質問を多く頂きます。なかでも、「コレステロール」に関する相談がとても多いようです。
「コレステロール値が高いので、たまごはできるだけ食べないほうがいいのでしょうか?」と、答えは「いいえ」です。
そもそも、コレステロールは健康を維持する上で、大変重要な役割を果たしています。細胞膜やホルモンなどを作り、血管を丈夫に保つ働きがあります。コレステロールは「善玉」と「悪玉」があります。
「悪玉」は、動脈壁にコレステロールを運び込み、「善玉」は、動脈壁から余分なコレステロールを取り除く働きをします。たまごの卵黄部分に含まれるレシチンは、「善玉」の働きを助けて、酸化した「悪玉」コレステロールが血管壁に沈着するのを防ぐ働きがあります。
コレステロールは低ければいいというものではない・・・
そもそもコレステロールとは、脂質の一種。細胞膜や副腎皮質ホルモンなどの原料で、人体に欠かすことの出来ない物資です。コレステロール値が低すぎると、死亡率が高まる疾患がいくつもあるということが、世界各国の疫学調査で明らかになっています。
コレステロールはとにかく減らせば病気をしない、ということはないことをご理解ください。
コレステロールの新しい常識
「日本人よ、コレステロールを恐れるな」(主婦の友社刊)の著者である、長谷川元治氏の講演を聞く機会がありました。講演を聞き、一度「常識」となってしまったことを覆すのは、大変なことであることをかんじました。コレステロールが、動脈硬化、生活習慣病を引き起こす「主犯」であるとする学説が浸透してしまい、この数10年間、不合理・疑問点がありながらも異義を唱えることもはばかれる風潮にあったようです。
- コレステロールは人体にとって非常に大切な役割を果たすものである。
- 数値が高いグループの人のほうが、長生きをする調査結果がある。
- 数値が低すぎる場合、脳の血管が破れやすい。
- 小腸で吸収されるコレステロールは、一定量以下にコントロールされている
以上のような新しい「常識」を学びました。
夏場、特に注意すること・・・
汗をかかないように、たまごを温度の低いところから、高いところに移動させると、表面に水分が凝結し、汗をかいたようになることがあります。濡れると雑菌が入りやすくなり、たまごが劣化しますので、到着後はすぐに、10℃以下で保存してください。

